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合唱団の歩み

 本団の50年有余年の歴史は、故熊谷慧初代団長と創団時からの指導・指揮者で2021年2月に急逝された故中村秀男先生によって刻まれたものと言っても過言ではありません。

 「継続は力」をスローガンに両名は昭和51年に初回の演奏会を開催、以来今日まで毎年定期演奏会を続けているとともに、昭和57年には大曲仙北圏域の合唱団による合唱連盟を発会させております。

 会長には故中村秀男先生が就任し、毎年合唱祭を開催するなどして、広域の合唱の普及に貢献されました。

 本団は合唱祭を含む大仙・仙北合唱連盟の運営と、市との共催で平成25年より開催されている「大いなる秋田大演奏会」の幹事役にあり、常に故中村先生とともに歩んできたところであります。 

 強い絆で結ばれた団員数55名という県内トップのビッグな合唱団の創出は、その豊かなキャラクターと長年の熱誠あふれる指導力によるものです。

 先生との突然のお別れは辛く耐えがたいものでしたが、団員一同深甚なる感謝とお礼の心でお見送り致しました。

 そして同年4月、故中村先生の遺志に沿い、新たな指導・指揮者に鈴木智美先生をお迎えすることができました。

 鈴木先生の「楽しく歌い、歌を楽しみましょう」との姿勢に団員一同深い感銘を受け、週1回の楽しい練習を積み重ねています。

 鈴木先生を先頭に、大仙市混声合唱団の新たな歴史のページを創ります。

  大仙市混声合唱団  団長 毛利 博信

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故中村秀男先生のプロフィール

 昭和14年7月30日生まれ、秋田大学学芸学部卒業後中学教諭として勤務、県教育センター指導主事、県南教育事務所長、大曲小学校長、仙北町教育長を歴任、霊泉寺住職、大仙仙北合唱連盟会長、あじさいコーラス及び当団指導指揮者として活躍されました。
​ 平成2年に大曲市芸術文化功労賞、同10年に木内音楽賞、11年に文部省教育者賞受賞、そして28年の春の叙勲において瑞宝双光章を受章されました。
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